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2023年07月09日

トコジラミについて

トコジラミ(南京虫)の基本を知ろう

トコジラミはシラミという名前ですが、シラミ目ではなくカメムシ目に分類されます。これはセミやカメムシと同じグループで、「南京虫」とも呼ばれます。このグループの昆虫は基本的に血を吸いますが、人間の血を吸うのは主にトコジラミとネッタイトコジラミの2種類です。

トコジラミ(南京虫)の形態と習性

トコジラミは世界中の温帯地域に住んでおり、日本でも北海道から九州まで生息しています。成虫の寿命は27度で3~4ヶ月、20度だと9~18ヶ月です。大きさは成虫で5~8ミリ、幼虫は1~2ミリ。空腹時は平らですが、血を吸うと大きくなります。早く動き、触るとカメムシのような匂いがします。彼らは眠っている人やペットの血を吸い、主に手や足、首などを刺します。食べ物がなくても2年生きることができ、一日に5~6個の卵を産むことができます。

トコジラミ(南京虫)の種類

熱帯や亜熱帯の地域、特に日本の南西諸島には「ネッタイトコジラミ」という種類がいます。体の色や大きさ、生態はトコジラミとほとんど同じです。ただし、いくつかの部分で違いがあります。沖縄でのトコジラミの被害の約3割はネッタイトコジラミが原因とされています。

トコジラミ(南京虫)が増える理由

近年、トコジラミの増加が報告されています。一因として、海外からの観光客や旅行の増加が考えられます。2018年のデータによると、多くの外国人が日本を訪れています。また、流通の進化により、海外製の家具やベッドにトコジラミが潜んでいることも考えられます。

トコジラミ(南京虫)の生息場所

トコジラミは夜に活動し、暖かくて狭い場所に卵を産みます。一般的にベッドの周りや、和室の布団の下、畳の下などが好きです。また、人が長くいる場所に近い、見えにくい場所を好みます。

トコジラミ(南京虫)に吸血されるとどうなるのか

トコジラミに吸血されると、皮膚に反応が現れます。刺されると赤く腫れて、数日後にかゆみが出ます。また、かゆみのために眠れなくなることもあります。その他、かゆみからくる皮膚のトラブルや、刺された部分が化膿することもあります。

経済的損失

トコジラミの被害は、人の健康だけでなく経済にも影響します。特にホテルなどでは、駆除のためのコストや、部屋を使えないことによる損失が考えられます。また、SNSなどでの情報拡散により、風評被害も考えられます。

トコジラミ(南京虫)の予防と対策

トコジラミの存在は知っていますか?これらの小さな害虫は非常に厄介で、その対策も簡単ではありません。

清潔さだけでは防ぎきれない

トコジラミは、不衛生な環境だけでなく、人や物の移動によって広がります。つまり、部屋がきれいでもトコジラミの侵入を100%防ぐのは難しいのです。

トコジラミの特性

トコジラミは暗くて狭い場所を好み、夜に活動します。そのため、発見が難しいことが特徴です。また、かゆみの発症まで時間がかかるため、気付かないことも。

専門家による早期発見がカギ

トコジラミの駆除は、タイミングが大切。早期に専門家に依頼し、正確な対処をすることが効果的です。

自宅での対処法

  • 加熱: トコジラミは高温に弱い。洗濯は70度のお湯が効果的。スチーマーも使えますが、注意が必要。
  • 掃除機: トコジラミのいる場所やすき間を吸引。ただし、掃除機のパワーが弱い場合は注意。
  • 殺虫剤: トコジラミには特定の殺虫剤が必要。一般的なものでは効果が低い場合が。
  • 物理的な処理: マットレスのカバーやトラップを使用。

宿泊施設や商業施設の対処法

  • 加熱・冷却: 商業施設では薬剤の散布が難しい場合、加熱や冷却が選択されることが多い。
  • 日常の点検: トコジラミの発生を早期に察知するための定期的な点検が必要。

10年以上の実績でトコジラミを撃退

トコジラミの対処は専門知識が必要。CSMのサービスは、薬剤の使用を抑え、効果的な駆除を目指します。安心してプロに依頼しましょう。

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