ネズミイタチ・ハクビシン

【庭や畑の害獣対策:イノシシ・ハクビシン・アライグマから作物を守る方法】

~被害を未然に防ぎ、安全な農作業・家庭菜園を~

こんにちは。関西エリアで害獣・害虫駆除を専門に対応している「CSM」です。

当社は大阪府認定の業者として、家庭菜園や農地、企業施設などにおける獣害対策を数多く手掛けてまいりました。

近年、都市近郊を中心に、イノシシ・ハクビシン・アライグマなどの野生動物による「獣害」が増加しています。

畑や庭で丹精込めて育てた野菜や果物が一晩で全滅してしまうケースも珍しくなく、家庭菜園を楽しむ方、農家の皆様にとって大きな悩みの種です。

本記事では、それぞれの動物の習性や被害の特徴を解説し、実際に有効な対策方法を詳しくご紹介いたします。

■ なぜ獣害が増えているのか?

イノシシやアライグマなどの害獣が住宅地や畑へ出没するようになった主な原因は、以下のとおりです。

・里山の荒廃により餌場が減少した

・開発により野生動物の生息域が人間の生活圏に近づいた

・気候変動による繁殖・行動時期の変化

・畑や家庭菜園に農薬・農作物の匂いが漂う

これらの影響により、以前なら山中にしかいなかった動物たちが、庭先や住宅地にまで現れるようになってしまったのです。

■ 各害獣の特徴と被害内容

【イノシシ】

・夜行性で、主に夕方~明け方にかけて活動

・鼻先で地面を掘り返す「ぬた場」行動を行う

・畑を踏み荒らしたり、作物を食い荒らす

・非常に力が強く、簡易フェンスなどは突破されやすい

・人に向かってくる危険性もあり、接近は非常に危険

【ハクビシン】

・見た目は猫に似ており、顔の中央に白い線があるのが特徴

・果物や野菜を好むため、果樹園・菜園を荒らす

・屋根裏に巣を作るケースもあり、糞尿による悪臭・衛生被害も深刻

・木登りが得意で、垂直の壁や電柱も登ることができる

【アライグマ】

・タヌキに似た見た目だが、前足で器用に物をつかむ

・トウモロコシ、イチゴ、スイカなど甘みのある作物を好む

・強い爪と歯を持ち、ビニールハウスや柵を破ることもある

・住宅地でもゴミを漁るなど、生活圏に深く入り込む傾向あり

■ 効果的な獣害対策とは?

獣害対策は、「撃退」「侵入防止」「環境整備」の3段階で考えることが基本です。

1.忌避剤・音・光による撃退

動物が嫌う匂いや光、音を利用して近寄らせないようにします。

・市販の忌避剤(イノシシ用、ハクビシン用など)を定期的に設置

・ソーラー式LEDライト(光がランダムに点滅)を設置

・超音波式アラームで接近を感知し警告音を発するタイプも有効

※ただし、慣れられてしまう場合もあるため、複数種類を併用することが効果的です。

2.物理的な侵入防止(フェンス・ネット)

イノシシ対策には、頑丈な金属柵(高さ1.2m以上、埋め込み30cm以上)が基本です。

アライグマやハクビシンのように登ってくる害獣には、電気柵や防鳥ネットの斜め張りが有効です。

・フェンスやネットは「穴」「隙間」なく張ることがポイント

・劣化や破れのチェックは週に一度が目安

3.周辺環境の整備

餌場や隠れ場所を排除することで、害獣が近寄りにくい環境を作ります。

・収穫しきれない作物は放置しない

・堆肥や生ゴミは密閉保管し、匂いを漏らさない

・藪や草むらをこまめに除去し、死角を減らす

■ 法的注意:勝手な駆除は禁止されています

イノシシやアライグマ、ハクビシンなどは「鳥獣保護管理法」の対象であり、一般の方が許可なく捕獲・殺処分することは法律違反となります。

正当な手順に基づいた「捕獲許可」や「防除申請」を行い、自治体や専門業者と連携して対応する必要があります。違法駆除には罰則があるため、独断での処理は避けてください。

■ CSMの獣害対策サービスの特長

CSMでは、家庭菜園や農家の方が抱える深刻な獣害の課題に対して、以下のようなサポートを提供しています。

・大阪府認定の専門業者として、法令を遵守した安全対応

・防除作業監督者、狩猟免許保有者が在籍

・お見積もり提示後は追加料金なし(明朗会計)

・敷地や作物に応じたオーダーメイドのフェンス設計

・電気柵の設置、忌避剤の選定、定期メンテナンスも対応可能

また、地元の自治体との連携も可能ですので、行政対応が必要な場合もお任せください。

■ 実例紹介:奈良県生駒市・家庭菜園のアライグマ対策

「毎年トウモロコシが食い荒らされる」とのご相談を受け、現地調査を実施。

アライグマによる引っかき跡と足跡が複数確認され、防獣ネットと匂い忌避剤の併用を提案。さらに夜間監視カメラでの習性確認を行い、2週間で被害をゼロに抑えることに成功。

翌年も同様の被害は一切なく、安心して収穫できたと喜びの声をいただきました。

■ まとめ:害獣は“追い出す”ではなく“寄せつけない”環境づくりが重要

獣害は年々深刻化していますが、正しい知識と対策を講じることで大きく被害を減らすことが可能です。大切なのは、被害が起きてから慌てるのではなく、「予防」を重視する姿勢です。

CSMでは、無料の現地調査と丁寧なお見積りを通じて、ご家庭・農園に合わせた最適な対策をご提案しています。

関西圏での獣害にお困りの方は、ぜひ一度CSMにご相談ください。豊富な経験と資格を持つスタッフが、あなたの大切な作物と環境を守ります。