施工の詳細
「ベランダに鳩が居つくようになって、洗濯物が干せない」「毎日のように糞の掃除をしているけど、キリがない」。
今回は大阪市住之江区の一軒家から、そんなご相談をいただきました。
伺ってみると、ベランダの手すりや室外機のまわりに鳩の糞があちこちに落ちていて、状況としてはかなり進んでいる感じ。追い払っても、しばらくするとまた戻ってきてしまうとのことでした。
いろいろ試して効果がなかった、というお宅は本当に多いです。というのも、鳩は帰巣本能がとても強く、「ここは安全な場所だ」と一度覚えると、多少追い払われた程度では簡単にあきらめてくれないからです😣
🤔 鳩よけグッズが効かない理由
市販の鳩よけグッズを試したことがある方は多いと思います。剣山のような剣山タイプ、キラキラのテープ、フクロウの置物、忌避剤。ただ、これらは「一時的に嫌がらせをするだけ」で、物理的に入れなくなるわけではありません。
鳩は学習能力が高い鳥です。しばらくは警戒しても、「これは危なくないな」と分かった瞬間に、また平気で戻ってきます。フクロウの置物の隣で休んでいる鳩を見たことがある方もいるかもしれません。
だから、鳩の被害を本気で止めたいなら、「嫌がらせ」ではなく「物理的に入れなくする」という発想に切り替える必要があります。それがネット施工です。
⚠️ 鳩の糞を放置すると起きること
「掃除すればいいだけ」と思われがちですが、鳩の糞は結構やっかいです。
まず衛生面。鳩の糞にはクリプトコッカスなどの病原菌や、ダニ・ノミといった寄生虫が含まれていることがあります。乾燥した糞が粉になって舞い上がり、それを吸い込むことで健康被害につながるケースも指摘されています。ベランダは洗濯物を干す場所なので、なおさら気になるところです。
そして建物へのダメージ。鳩の糞は酸性で、放置すると防水層や金属部分を傷めます。ベランダの床、手すり、室外機。長く放っておくほど、あとから効いてきます。
さらに、糞が溜まった場所はほかの鳩を呼び寄せます。「ここには仲間がいる=安全な場所だ」というサインになってしまうんです。放置している間に、1羽が2羽、2羽が群れになっていきます。
🔧 今回の施工内容(大阪市住之江区・一軒家のベランダ)
ネットは「張れば終わり」ではありません。むしろ、張り方でほぼ結果が決まります。
🧹 まずは清掃と消毒から
いきなりネットを張ることはしません。まずはベランダに溜まった糞をしっかり除去して、消毒します。糞をそのままネットで覆い込んでしまったら、衛生的にも臭い的にも意味がないですし、鳩を呼び寄せる原因も残ったままになります。
作業中は防護装備を着けて、糞を飛散させないように濡らしながら除去していきます。今回のお宅も、床がきれいな状態になるまで洗浄・消毒しました。
🕸️ ネットを張る
清掃が終わったら、ベランダの開口部をネットで覆っていきます。ポイントは、鳩が通れるだけの隙間をひとつも残さないこと。
鳩は思っている以上に小さな隙間から入ってきます。上部の軒との取り合い、手すりの下、壁とネットの端、室外機の裏、物干し竿のフレームまわり。こういう「ちょっとした隙間」を1か所でも残すと、鳩は必ずそこを見つけて入ってきます。
今回は、屋根(波板)の下から手すりの足元まで、面としてしっかり覆い、外壁側は専用のクリップで壁面に沿わせて固定しました。写真を見てもらうと分かりますが、壁のカーブしている部分や、雨樋のまわりも隙間なくネットを沿わせています。ここが一番手間のかかるところで、同時に一番重要なところです。
室外機まわりも、ネットが浮いて隙間ができないよう調整しています。
🎨 見た目についてもよく聞かれます
「ネットを張ると、見た目が悪くなりませんか?」というご質問はよくいただきます。
今回使ったのは黒のネットです。意外に思われるかもしれませんが、黒は屋外では背景に溶け込みやすく、遠目には目立ちにくい色です。透過性もあるので、ベランダから外を見たときの視界も、思ったほど遮られません。実際の写真を見てもらえると、イメージしやすいと思います。
また、ネットは適度に張力をかけて張ることで、たるみが出ず、見た目もすっきりします。だらんとたるんだネットは見た目が悪いだけでなく、たるみの隙間から鳩が入り込む原因にもなります。
📅 施工後について
ネットを張ってしまえば、鳩は物理的に入ってこられません。洗濯物も安心して干せますし、毎朝の糞掃除からも解放されます。
ネット自体は屋外用の耐候性のあるものを使っていますが、台風のあとなどに固定具が緩んでいないか、たまに見ておいてもらえると安心です。気になる点があれば、いつでも連絡してください。
📞 大阪市内の鳩被害、お気軽にご相談を
鳩の被害は、放っておいて自然に収まることはまずありません。むしろ「ここは安全だ」と学習されるほど、居つきが強くなっていきます。ベランダに巣を作られて卵を産まれてしまうと、鳥獣保護法の関係で勝手に撤去できなくなり、対応もややこしくなります。
「最近よく来るな」と感じた段階で相談してもらえるのが、いちばんスムーズです。住之江区をはじめ大阪市内、大阪府内であれば現地を確認したうえで、お宅の形状に合ったプランをご提案します。まずは気軽にお問い合わせください。😊