施工事例

case

🕊️ 吹田市のマンションで鳩の巣を撤去|糞まみれのベランダを清掃・消毒してネット設置まで

🕊️ 吹田市のマンションで鳩の巣を撤去|糞まみれのベランダを清掃・消毒してネット設置まで

施工の詳細
先日、吹田市のマンションで鳩対策の施工を行ってきました。

今回はこれまでの現場と比べても、かなり進行した状態でした。ベランダの床は糞で埋まり、室外機の上や側面にはこびりついた糞がびっしり。そして室外機の裏には、枝やビニールひもで作られた鳩の巣ができていました。

つまり、単に「鳩が来る」というレベルではなく、完全に住みつかれていたということです。長い期間、居座られていたお宅でした。😱


🪺 鳩の居つきには「段階」があります

鳩の被害は、ある日いきなり最悪の状態になるわけではありません。段階を踏んで、じわじわ進行していきます。

【第1段階】休憩・様子見
手すりや室外機の上に、たまに来てとまる。フンは数個、まだほとんど気にならない。この段階なら、追い払うだけでも効果があります。

【第2段階】ねぐらになる
「ここは安全だ」と学習し、夜もとどまるように。糞の量が一気に増えます。ここから追い出すのは、かなり難しくなります。

【第3段階】巣作り
枝やゴミを運び込んで巣を作りはじめる。もう完全に「自分の家」だと思っている状態です。

【第4段階】繁殖
産卵・子育て。年に数回繰り返され、育った鳩が近くに巣を作り、被害は周囲にも広がります。

今回の吹田市のお宅は、第3段階まで進んでいました。回収した巣には、枝だけでなく緑のビニールひもまで編み込まれていて、それなりの時間をかけて作られたものだと分かります。


⚠️ 卵を産まれると、法律の問題が出てきます

ここでとても大事な話をします。

鳩は鳥獣保護管理法で保護されている野鳥です。巣に卵やヒナがある状態では、許可なく撤去することができません。無許可で撤去すると、法律違反になってしまいます。

つまり、繁殖されてしまうと、ヒナが巣立つまで手が出せなくなるということ。その間もベランダは使えず、糞は増え続け、被害はどんどん深刻になります。

今回はまだ卵が入っていない段階だったので、すぐに巣を撤去することができました。ここは本当にギリギリのタイミングだったと思います。

「巣らしきものがある」と気づいたら、その時点ですぐご相談ください。1日でも早いほうがいいです。


😷 糞の量が多いほど、清掃が施工の本番になります

今回の現場は、床にも室外機にも糞が固着していて、清掃だけでもかなりの作業量でした。

写真を見てもらうと分かるのですが、室外機の天面と側面が糞で真っ白になっていました。これは「よくとまっていた場所」という証拠です。床の糞も、乾いて固まり、こびりついた状態でした。

こういう糞をホウキで掃くのは、絶対にやってはいけません。乾いた糞は粉になって舞い上がります。その粉塵にはクリプトコッカスなどの真菌や、サルモネラなどの菌が含まれていることがあり、吸い込むと健康被害につながる可能性があると指摘されています。

そのため作業では、防塵マスク・ゴーグル・手袋・防護服を着用し、薬剤入りの水で糞を十分に湿らせてから、剥がすように除去していきます。乾いたまま触らないのが鉄則です。

糞を取り除いたあとは、床と室外機まわり、手すりの足元まで洗浄し、専用の薬剤で消毒・殺菌します。鳩の体にはダニ(トリサシダニなど)が寄生していて、糞が溜まった場所はダニの温床になっています。鳩がいなくなったあと、行き場を失ったダニが室内に入ってきて人を刺す、というケースが実際にあるので、ここもしっかり処理します。

清掃・消毒が終わった床は、写真のとおりすっきりきれいになりました。


🕸️ そのうえで、ネットを張る

きれいになったベランダに、最後にネットを設置します。

今回のマンションは高層階で、開口部が広く、形状も少し複雑でした。上枠、壁のきわ、手すりの足元、隅の入り組んだ部分。ここに専用のクリップを一定間隔で打ち込み、ネットの縁を壁面に沿わせて固定していきます。

鳩は驚くほど狭い隙間から入ってきます。ネットの端が1か所でも浮いていれば、そこを見つけて入り込んでくる。だから「隙間ゼロ」で仕上げることが何より重要で、この端部の処理にいちばん時間をかけています。

ネットは黒。屋外では背景に溶け込み、遠目にはあまり目立ちません。透過性もあるので、ベランダからの眺めもほとんど損ないません。今回は見晴らしのいいお宅でしたが、施工後も景色はしっかり見えています。

室外機まわりも、ネットが浮いて隙間ができないよう調整済みです。巣を作られていた場所なので、ここは特に念入りに。


🏢 マンションでの施工について

ベランダは基本的に共用部分です。ネットの設置には管理規約の確認や、管理組合への申請・承諾が必要になる場合があります。色や設置方法に決まりのあるマンションもあるので、先に規約を見ておくとスムーズです。

また、清掃時の水や剥がした糞を下の階に落とすわけにはいかないので、養生と回収も丁寧に行っています。避難ハッチや隔て板の前をふさがないのも、当然の前提です。


📞 「巣があるかも」と思ったら、すぐご連絡を

鳩の被害は、放っておくほど段階が進み、対処が難しく、費用も大きくなっていきます。とくに巣を作られてから卵を産まれるまでの期間は短く、そこを過ぎると法律の壁で身動きが取れなくなります。

「手すりによくとまっている」「糞が増えてきた」「室外機の裏に枝が落ちている」。どれかひとつでも当てはまるなら、早めに一度見せてください。

吹田市をはじめ、大阪府内・北摂エリア、戸建てもマンションも対応しています。現地を確認したうえで、建物の状況に合ったプランをご提案します。まずはお気軽にお問い合わせください😊